摂取カロリー、減らせば減らすほど痩せると思ってない?実は、「食べる」事も痩せるために必要です!

ダイエット

突然ですが皆様。

人間ってどうしたら痩せると思いますか?

……それが分かってたらこんなにダイエット苦労しないんだよ!!

という声が聞こえてきそうですが。

ここで言いたいのは、手段じゃなくてそもそも論の話です。

結局単純な話、

摂取カロリー < 消費カロリー

になれば、痩せますよね?

ダイエット上手くいく人も、そうじゃない人も、このダイエットの公式だけは不変なんです。

「そんなの当たり前だよ!」と思った方もそうでない方も、

とりあえずこの事実だけはおさえておいて頂いて。

ところで皆さん、ここで質問になりますが、

消費カロリーを限界まで抑える=食べるのを我慢すればするほど痩せる!!

と、思っていませんか?

そう思った方、恐らくではありますがそのダイエット、

遅かれ早かれ破綻しますよ!

……え、どういうこと?さっきの公式だと、消費カロリーを抑えれば抑える程痩せるんじゃないの?

と思われた方。ご安心ください。ちゃんと解説します。

というか多分アナタのそのダイエット、もっと楽になりますよ!

私(ことゆめ)のダイエット実績について

そんなこと言っても、

ダイエット上手くいったことないやつにあれこれ講釈たれられたって聞く耳もたないよーーーだ!!

って方もいらっしゃるでしょう。

うん、多分逆の立場なら私だってそうだ。

なのでまずは私のダイエット実績をご紹介させてください。

詳しくは以下の過去記事でも書かせていただいた話にはなりますが、

ここ1年半の実績として、

体重:92kg⇒76kg(▲16kg) ※おおよそ▲1kg/月ペース
体脂肪率:31%⇒25%(▲6%)

を達成しており、今のところリバウンドの傾向も一切ありません。

ついでに言うと、ダイエットが「辛いな……やめたいな……」と思ったことも、ないです。

あえてズバリ言い切りますが、

辛い!やめたい!と思うダイエットは、続かないです。

そして続かないダイエットは、上手くいかないです。

食べる量は摂取カロリーだけじゃなく、消費カロリーにも相関がある

食べてないのに痩せないのは何故?

話を戻しましょう。

なぜ、摂取カロリー=食べる量を落とせば落とすほど痩せるとはいえないのか。

先に結論だけ簡単に明かしてしまいますと、

食べる量を減らしすぎると、消費カロリーの方も落ちてしまうからです。

字面だけみると不思議な話ですね。でもこれ、事実なんです。

折角摂取カロリーを減らしても、一緒に消費カロリーも落ちてしまったんじゃ痩せませんよね。

ではなぜそんなことになってしまうのか。

これをざっくり簡単にまとめると、以下の3つが原因です。

  • 栄養不足の体が、食事を脂肪として溜め込もうとする
  • 不足した栄養を賄う為に、脂肪より先に筋肉が分解される
  • 栄養不足のために、内臓の働きが悪くなる

どうでしょう。字面からして、なんか不健康そうじゃないですか?

そして不健康な体って、基礎代謝が悪くなるんです。

人間の消費カロリーは3種類に大別できる

「運動しないとカロリーは消費できない」というわけではないんですね。

人間の消費カロリーは3種類に大別できて、それぞれ以下のおおよそ以下の割合になると言われています。

  1. 基礎代謝 – 生きてるだけで消費するカロリー 60%
  2. 活動代謝 – 運動する事で消費するカロリー  30%
  3. 食事誘発制熱産生 – モノを食べたら消費するカロリー 10%

食事誘発制熱産生だけ、なんか聞き慣れないしイメージつきにくいかも知れませんが、

食べた栄養分を分解するためにエネルギーが使われ、その一部が体熱となって消費される

といった感じのイメージです。ご飯食べたら少し体が温かくなるのはこの為。

まぁ、それはおいといて。ここで注目頂きたいのは、

消費カロリーの殆どは基礎代謝だよ!って事。

最早、基礎代謝が下がると痩せない、といっても過言ではないんです。

食べないと基礎代謝が下がる理由

そして話を戻します。

食べる量を極端に減らしすぎると、基礎代謝が悪くなるんでしたね?

おさらいしましょう。内容はこうでした。

  • 栄養不足の体が、食事を脂肪として溜め込もうとする
  • 不足した栄養を賄う為に、脂肪より先に筋肉が分解される
  • 栄養不足のために、内臓の働きが悪くなる

必要なのは専門的な医学知識ではないので、

ここでは一旦簡単なイメージだけ持ってもらえればいいんですが、

栄養不足の体が、食事を脂肪として溜め込もうとする

に関しては、人間の生存本能です。

だって、次にいつ十分な食事が摂れるのか、私たちの体には分からないわけですよ。

いつ飢饉が襲ってきてもいいように、たまに採れた食材はしっかり計画的に備蓄しますよね。

体も同じです。次にいつ必要な栄養が摂れるかわからない飢餓状態では、

先々の保険として「脂肪」という備蓄を持っておかざるを得なくなるんです。

不足した栄養を賄う為に、脂肪より先に筋肉が分解される

に関しては、筋肉の燃費の悪さが関係します。

筋肉って、動かすだけでカロリーを消費するんですよ。

筋トレしてマッチョになったら、基礎代謝が上がるのはこのためですね。

ただそれって、飢餓状態の体にとってはどうでしょう。

ちょっと動いただけで爆速でカロリーを消費していく穀潰しが沢山居る状況……

危険極まりないですね。

本来、人間が生きていく事だけを考えたら、筋肉は燃費が悪すぎるので、

そんなに大量には必要ないわけです。

なので私たちの体は、備蓄の脂肪よりも、穀潰しの筋肉の方を先に分解してしまうんですね。

ダイエットを楽にするためには、少しの運動で大量にカロリーを消費してほしいわけですから、

本来筋肉をつけて燃費を悪くしていかなければならないわけで、

無茶な食事制限により筋肉が落ちてしまったんじゃ、本末転倒なわけです。

そして重要なのは実は3つめ。

栄養不足のために、内臓の働きが悪くなる

これを軽視してしまう人が多い印象ですが、

なんならこれが一番大事といってもいいぐらいです。

以下の円グラフをご覧ください。

1989年 FAO/WHO/UNU合同特別専門委員会により報告された、

基礎代謝の、部位別の割合を示したグラフになります。

この話をするときに良く登場する有名なグラフなので、

見たことある方もいらっしゃるかもしれませんが、特筆すべきは、

基礎代謝ランキング断トツ1位は、筋肉ではなく肝臓なんだ!

ということです。なんなら筋肉は第3位なんですね。

肝臓の働きが悪くなると言うことは、つまり痩せにくくなる事と同義になるのです。

※当然、食べ過ぎやアルコール摂取なども肝臓の働きを悪化させます。
 肝臓は代謝活動よりも、解毒にあたるアルコール分解を優先してしまいますし、
 食べ過ぎで脂肪肝になってしまえば、肝機能は著しく低下、当然代謝も落ちます。
 痩せたければ、肝臓は本当に労ってあげましょう。

加えて、胃や腸の働きが弱ると、食べ物を効率的に消化できないばかりか、

痩せるのに必要な栄養素の吸収も上手くいかず、悪いことづくめです。

ちなみに便秘もダイエットの大敵ですよ!

内臓が健康であることは、スタート地点になるわけです。

食べる量は、闇雲に”減らす”のではなく”整える”のだ

食べなさすぎるのも良くないよ、ということはおわかり頂けたかと思います。

ただ、今本当に知りたいのはそんなことじゃなくて、

じゃあ実際どうしたらいいのさ!!ってことですよね。

これも端的に結論から言ってしまいましょう。ずばり、

摂取カロリーと消費カロリーを記録すること

これにつきます。

いわゆるレコーディングダイエット、とよばれる方法ですが、

何故これがさっきまでの話に繋がるの?って疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。

レコーディングダイエットって、

自分が食べ過ぎないように自制するために、食べたもののカロリーを記録してるんでしょ?

とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

当然もちろん、そういった側面もございます。

が、ここであえて言いたいのは、ある意味真逆の話です。

自分がどれだけのカロリーを摂取してるのかを、記録しないでダイエットしようとしてる皆さん、

食べなさすぎに気づけないですよ!

先ほどから口酸っぱくお話しておりますように、食べなさすぎは痩せにくい体を作ります。

更にですよ。食べなさすぎに気づけないと言うことはですよ?

もしかして、しなくていい我慢をしてませんか

なのでこう考えてみましょう。

レコーディングは、「これしか食べちゃダメだ」を記録するためじゃなく、

「ここまでは食べていいんだ」を記録する為にあるんだと。

実際、やってみたら結構気づく方もいらっしゃると思うんです。

あれ?意外と結構食べても大丈夫じゃない? って。

その感覚が、アナタの今後のダイエット人生を変えますよ。

レコーディングにオススメのアプリ 「あすけん」

とはいっても、いちいちノートに手書きで記録とか、正直やってられませんよね。

食材毎のカロリーを毎回調べるのも面倒極まりないです。

そこで、私(ことゆめ)が使用しているアプリが、こちらです。

あすけん ダイエットのカロリー計算・体重管理・食事記録

あすけん ダイエットのカロリー計算・体重管理・食事記録

asken inc. (Tokyo)無料posted withアプリーチ

このあすけん、食事メニューや食材名で検索するだけで、

簡単に食事毎のカロリー記録ができてしまう優れもの。

ちなみにコンビニ弁当やカップ麺などの市販品は、

バーコードを読み取れば対象商品のカロリーや栄養素情報が読み出せる機能や、

良くつくるメニューなどはマイレシピとして登録して、次回以降の読み出しを簡単にする、

といった機能などもあり、まさにレコーディングダイエットのお供なんです!

現在の自分の体重と、目標の体重、

どのくらいのペースで痩せていきたいか、

運動メインで痩せたいか、食事制限メインで痩せたいか、そのバランス型か

等を自分で選んでプランを立てていくことで、

一日あたりの適切な摂取カロリー量を計算して表示してくれるので、

あとは毎食事を記録しながら、適正カロリーを目指すだけです。

私はおおよそ2,100kcal/日くらいが現状の適正カロリーなんですが、

正直家系ラーメン食べて菓子パン食べて、アイスを食べても、

まだ適正カロリーまではもうちょい食べられるなぁ ってなることが多いです。

記録つけずに食事制限してるみなさん。

しなくていい我慢をして、しなくていい挫折をして、

しなくていい自己嫌悪に陥る日々から脱しませんか?

摂取カロリーの記録は、持続可能なダイエット習慣の第一歩ですよ!

あすけんの有料プラン 「あすけんプレミアム」の無料お試し期間が
7日間⇒30日間に大幅延長される、”お友達紹介プログラム”というものがあります。
以下の私のコードを入会後に入力いただければ参加できますので、
もしご興味があれば是非!
※こちらのコードの有効期限は 2022/6/11 0:00までです

記録に慣れてきたら、今度は食事バランス(PFC)を気にしてみるとか、

消費カロリーを上げる事を意識してみるとかで、また一段効率があがってきます。

あすけんの中でも、数ある運動メニューをリストから選ぶだけで

簡単に消費カロリーの目安を記録できたり、

毎日の食事の栄養バランスに対してのアドバイスをもらえたりするので、

併せて活用して、もっと効率的にダイエットを目指していきましょう!

ただ、やっぱり最初の一歩は「摂取カロリーの記録を習慣化すること」です。

食べ過ぎだけではなく、食べなさ過ぎにも気づける環境を作ることで、

ダイエットに対するストレスも低減できます。

続かなかったダイエットが、今度は続くようになるかもしれません!

私もまだまだ目標体重にはほど遠いので、

一緒にダイエット頑張っていきましょう!

したっけ、またねー。

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