丁度去年の話になるんですけどね。
あるゲームにハマって、ちょっとお米栽培に興味がでた時期が有ったんですよ。
そしたらそのタイミングで、ホームセンターで出会ってしまったんですね。
コイツに。
お米栽培開始まで
小学生の時に、稲を持って帰ってきて、
バケツで育ててみよう!みたいな学習があったんですけどね。
当時なんの知識もなく、お花とかと同じような感覚でしか水やりしてなくて、
速効で枯らした
という苦い思い出がございまして。
もう、体感でいえば”秒”ですね。ほんと一瞬で枯れた。
それを、今でも記憶しているくらいには、多分子ども心に相当悔しかったんでしょうね。
そして、時は進んで去年の話です。
こちらのゲームに、それはもうどっぷりハマってしまいまして。
ジャンルはアクションRPGなんですが、
このゲームの面白い仕様の一つとして、
良い米を沢山作るほど、主人公キャラが強くなる
というところ。
スライムを倒して経験値を稼いでレベル上げ!ではなく、
せっせとお米を作れば作るほど強くなるんです。
敵キャラを倒したり、各地を回ったりしては肥料を集め、
農具をレベルアップさせて、農業の知識を増やし、
そしてお米を作る。
そんな奇抜なゲームシステムに、私の過去のトラウマも刺激されたのか、
それはそれはこのゲームに、一時期どハマりをしておりました。
当然、ストーリーや、その他のゲームシステムも素晴らしくて、
全体的に大満足のゲーム内容だったんですが、
とにかくお米作りシステムが奥深い。
水温や水位は逐一確認が必要だし、
雑草や異物はちゃんと綺麗に取り除かないと米に悪影響がでるし、
虫や病気の害もでるし、
米の生育過程によって必要な肥料(栄養)もちゃんと変わるし、
刈り取り後に日照時間が足りなくて乾燥が不十分だと評価も下がるし、
田植えの密度によって米の生育に影響がでるし、
量にこだわるか、質にこだわるか、によっても対応が全然異なるし。
本物の農家さんに比べたらそりゃあ、かなり楽なんだとは思いますが、
それでも、かなり米作りの奥深さを知ることができるんですよ。
ストーリークリア後も暫くお米作りだけ続けてたんですが、
そこで思ってしまったわけですね。
小学生時代のリベンジがしたい と。
ただ、田んぼ借りてやるとかいうレベルまでは求めてないし、
とはいえ家でちっちゃくやろうにも、
まず土の準備が大変なんですよ……。
色んな種類の土を混ぜて、天日干しして乾燥させて……
……農家の人やばいな。今後もっと感謝してお米食べよ。
と、思っていたところに、ホームセンターでコレを見つけました。
まさに”自分”用の”米”栽培キット。
これに入っているキットと水さえあれば、お米が作れてしまうのです。
これこれ、こういうのだよ。求めていた物は。
丁度お米作り熱が上がっているタイミングだったし、
それを抜きにしてもちょっと面白そうなキットだったので、
即購入して帰宅。
栽培開始
袋の中には、種籾と土が2種類、各種容器やビニール袋と説明書が入ってました。
土が2種類入っているのは、草丈が10cmを超えたくらいで、植換えをするからですね。
種籾と水をカップにいれて、1週間くらい毎日水を取り替えてると、
小さな芽がでてきます。カワイイ!
土に植換えてやると、漸く小さな水田感がでてきます。
そこからもう、数日でぐんぐん伸びる。
そして10cm~15cmを超えたくらいで植換え。
おぉぉ……。なんかそれっぽい(語彙力)。
そして2ヶ月くらい後、夏を迎える頃には、
穂が出来てきた!
……えー、すみません。
どうもこの後の写真を去年、取り忘れているようです……。
しかしながら、ちゃんと今回はお米ができるまで上手くいったんです!
上手くいきすぎて感動したせいか、
収穫を忘れて枯らしてしまいましたが……
詰めが甘いのよ、詰めが。
でもお米はちゃんとできました。
またリベンジします。
したっけ、またねー。
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